2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥よ恋人よ領地に反響は消えゆく山鳴りを山の誤報と知って聞く茶番でひときわ胴体目立たす裸の木乙女の半身は語感運動せず散りゆく窓越しの己である闇服しとしと不気味な蝶をぼくの懐へ逃がす錬金術師を遊ぶ帰り道光の洪水ドーベルマンなぜ悲しい液体だから…

老人熊手を持ち見つめている時空の断裂老師去る尻の熱に中庭を残し荒涼とした農地に清潔にハンバーガードアはもちろん建築中の橋脚も飲む雨の遠くのベランダに常に旬の未亡人一点を見つめてそこに行く百人湯を割いて黒く中東の犬を編むゲラゲラ笑うひと乗せ…