2018-01-01から1年間の記事一覧

恩人が狂うなと釘刺しに来る拍手と燃焼が似ていて耳貫くねじれ髄液降り髄の藪にも欠く五月大雨警報台所を包み椅子の背音に似て死滅が示す足の夢黴びてもラオスへ皮下に六位の旗戦がせ涎がドロリと虹を枯らす異議として独楽左利きの定かに火だるまを置いて錆…

盆地の妻狐の知るところとなり苔古書店没落本棚本噴く甘い香り下着を穿いた少女にトルコから花火宇宙の奥に痛む鉄正しく澄んで夜の世界と言い言葉に窮する打診暗幕投げるはっきり遠くに午睡の髭虫達参加背中に背中があるように死蛾死蝶チャキチャキ鋏を振り…

ない放送に浮足立つ地べたのもやし豊穣の胴体静止して騒ぐ縄に殴打の痕くっきり冥府の地番歪む耳から声がする一抹のそれと宿り木の粘液時雨れ狭き晩餐白柿狩る瞼この瞬間も皮膚石沈むわらべうたの輪に有識者前方への堕胎鳥居を突き崩し闘技場の勝者我が背丈…

要塞へ双眼鏡に雲詰めて破壊しても木魚の中チョコ溶け始める柱の傷はおととしが存在した証象が象を踏んでぺらぺらに花吹雪カルデラ湖の情念が毛を魚人に槍を重過失の世に幻獣の肉五トンまだぬくい杖なぜここに噴水が寂滅の鋭角五つ水に溶かす綺麗な首を山脈…