2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

夕日に無地の券薄れて券売機の相対沼が滴る粘土を孤児形見っぽく抱くまっすぐとは死 病によがるシーツ星形の贄にわだかまる硬い鍔死んでなお鳥とわかるまどろみの島おもちゃの怪人粉々にメロンソーダの川蜂が眉間に真っ二つに前後左右の未来科学者スイングし…

寝床の壷山吹色の塵を啜る瀑布浴びる青葉の上辺は艶めく鉄祖父生きて漂う漆塗りの砂糖遊びかどうかは風のみぞ知る二階の肉塊書類の山に雲朽ち絶句と見る馬蹄柱に不備あり妄りに鯰絵に縋る折っても愛らしい首じゃのう呵々と能面爆心に不死の蟻まだ糠を出ず暗…